歯列矯正よりストレッチ 100万円の治療費が30分の1になった顎関節症の話

カジです。病気にはなりたくないですよね。

注意:病気に関する経験談を書いていますが、個人個人によって対応が異なると思いますので、参考までにお読みください。


私の家族が顎関節症をわずらった時の話です。

一般に、顎運動障害、顎関節痛や関節雑音が単独もしくは複数合併して発現する(これを顎関節症の主要3症状と呼ぶ)。疼痛は主に顎運動時に生じる。 雑音には、ゴリゴリという低い音のcrepitusと、カクンという弾撥音であるclickingとがある。その他にも、耳の痛み、耳閉感、難聴、めまい、眼精疲労といった眼や耳の症状、頭痛や首、肩のこり等のさまざまな症状を呈するとも言われている。(顎関節症 - Wikipedia より引用  

アゴの付け根からカクカクと変な音がなり、アゴが外れることがあったため、地元の歯科医に行く事になりました。すると顎関節症と診断され、根本治療には歯の矯正が必要で、100万円ほど費用が必要と説明を受けました。

100万円なんて、カンタンに出せる金額ではありません。他に治療法が無いかセカンドオピニオンを受けるために、東京医科歯科大学に行く事になりました。


東京医科歯科大学・顎関節口腔機能学分野
顎関節症についてまとめてあります


東京医科歯科大学で診察をうけると、顎関節症は生活習慣病で、治療には口のストレッチが良いと説明を受けました。地元の歯科医に歯列矯正を進められた話をすると、矯正しても意味が無く再発すると説明してくれました。

何回かストレッチの講習に通院しましたが、計3万円ほどで済みました。以前は講習も無料だったのですが、諸々の事情で有料になったそうです。


後で調べてみると、始めに診察をうけた地元の歯科医は、審美治療や歯列矯正に力を入れているようでした。得意分野とはいえ、別の病院では意味が無いと言われた、しかも100万円もかかる治療法を進めた事に違和感を覚えます。

始めに引用したwikipediaにもこういった記述があります。

高い治療実績を掲げたり、完治可能、専門治療といったもっともらしい広告を出す病院などもあるが、現在のところ治療法は確立されておらず医師や所属機関によって見解も違いこれといった治療法は存在しない。顎関節症 - Wikipedia より引用  

セカンドオピニオンを受けるとこの重要さを感じた出来事でした。医者の言う事を始めから疑うのは嫌ですが、自分の身体とお財布にかかわることなので、しっかりとした知識をもっておきたいですね。


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