個人情報を預けて割引クーポンもらっても・・・

カジです。今日は雑感。

JR東日本のSuicaやCCCのTカードが、利用者の購買情報を第三者に提供していますが、私はまだ慣れません。正直気持ち悪いです。

「個人が特定できない形で提供します。」といわれても、「ほんとうに?」って思ってしまいます。それと同時に「人のプライバシーを売って金を儲ける」ことへの違和感。なんだかなという感じです。


得体の知れない気持ち悪さがあるわりには、得られるメリットがよくわからない。確かにTSUTAYAで割引クーポンをもらえますが、小銭程度の割引クーポンや滅多に行かないお店の500円券。財布の肥やしになるか、そのままゴミ箱行きとなります。

「得体の知れない不安」と引き換えに「お駄賃程度のメリット」。これって割に合わなくないですか?もらえなくたって全然困りません。


道路の渋滞改善とか発電所の計画とか、社会インフラに向けてビッグデータを使うのは意義があると思いますが、個人に向けたマーケティングには意義があるんでしょうか?企業側にあっても消費者側にあるとは思えません。

既に購入済みの商品ばかりを薦めてくる行動ターゲッティング広告とか、2ちゃんのまとめサイトのような時間つぶし程度の記事を薦めてくるキュレーションサービス、どっちも微妙。


もっと個人情報を提供する価値があるサービスが増えてほしいものです。個人的には、Google Nowのリマインダー機能が一番よいですが、、、まだまだ行けそうですよね。

Comments